国内旅行であればそれほど気にする必要はありませんが、海外旅行となると国の文化や治安が異なるので、日本で旅行するノリで行けば痛い目に逢うことあります。
私は学生の頃から海外旅行が趣味でした。そんな中、日本人が海外で陥りやすいトラブル等も見聞きしてきました。
ここでは海外旅行をする際に気を付けるべきことをお話しします。
パスポートは常に持ち歩く
海外では、「万が一盗まれたら困るから、パスポートはホテルの金庫に入れっぱなし」という人もいるでしょう。それはダメです。
あなたがその国に合法的に滞在していることの証明はそのパスポートなのです。
例えば中国では、たまに警察官が立って、国内の違法労働者を摘発するために通行人全員の身分証をチェックしていることがあります。
外国人はパスポートを見せれば何の問題もなく通れますが、パスポートがなければ通ることさえできません。
パスポートはあなたが違法滞在者ではないという何よりの証拠です。また、何かトラブルに遭った時もパスポートがなければ身分を証明できません。
パスポートは絶対に持ち歩かなくてはいけません。
海外旅行保険に入る
たかが3日、たかが1週間、絶対に大丈夫!と高を括って海外旅行保険に入らない人がいます。しかし海外では何が起こるか分かりません。
事故に巻き込まれるかもしれないし、怪我をするかもしれない。日本の医療費は世界でも安いため、保険が効かなくても問題ないような気がしますが、例えばアメリカだと、救急車を呼ぶだけでも3万円ほどかかります。
保険なしで治療を受ければ何万円と飛んでいくでしょう。面白いもので、保険に入っていれば怪我もしないのに、入っていない時に限って怪我するんですよね…
保険は確かに余計な出費に感じますが、身を守る大切なものです。絶対に海外旅行保険に入りましょう。
夜は極力出歩かない
せっかく海外に来たんだから、夜中も出歩きたい!って思われる方も多いでしょうが、特に女性は夜はホテルでゆっくりすることをお勧めします。
夜、女性が一人で出歩いても安全な国は日本くらいと言われます。海外で、つい日本の感覚で夜に街中を歩き回るなど、無謀なことはやめましょう。
夜中にコンビニに行きたい、帰りが遅くなった、等の理由で危険なことをしないようにしましょう。
ぼったくりに注意
日本人はお金を持っていると、世界のどの国もが思っています。日本人が歩けば、それはATMが歩いているようなもの。
特に治安の良くない国では、優しいタクシーの運転手を装ってお客を乗せ、法外なお金を請求するなどもあり得ます。口論をしても無駄なので、もしぼったくりに遭いそうになったらとにかく逃げましょう。
中には人の口論や喧嘩は余興みたいな感覚で寄ってくる人もいるので、助けは期待できません。
もちろんお金は払わなければなりませんが、もしぼったくりに遭いそうになったらとにかくその場を離れましょう。お金がないんだ!などと財布を見せるようなことはしてはいけません。
私の友人はインドでそれをして、財布ごとひったくられたそうです。
いかがでしょうか。海外は日本とは違い、治安が悪かったり倫理観が日本と異なっていたりと、事情が全然違います。
日本人は平和ボケをしていると言われることがありますが、本当に、日本と同じ感覚でいてはいけません。海外を楽しむためには、海外の習慣に従わなければならないのです。