半年ほど前から私は本屋さんに売っている今流行りの大人の塗り絵を買って家で塗ってみました。
本屋で書籍の隣に並んでいた色鉛筆を買い、塗ってみたものの最初は楽しいだなんで全然思いませんでした。
むしろ少し集中力がいる作業なので最初のうちは塗るとすぐ疲れてしまいました。
2ページ塗って、飽きてしまい、宿にあるのですが、一階フロアからビル全てが画材店のテナントで画材や文具の種類がとても多いので一日そこにいるだけでみた事の無い物に囲まれ、とても楽しめました。
用具を揃える
画材店で本格的な色鉛筆や紙やテキストを購入し、早速、数ヶ月間放置していた塗り絵を塗ってみました。すると気分が全然違いました。
色鉛筆とひとくくりに言ってもピンからキリまであるのを学びました。100円ショップで売っているような12色入り100円の色鉛筆のセットは発色が悪く、中々色がつきません。
何回も何回も重ね塗りして結局イライラするので、普通の文具店で色鉛筆を買った方が良かったという事を学びました。
私が数ヶ月前に本屋で買った色鉛筆は100円ショップにあるような無名メーカーのもので発色が悪く薄い色しか出ませんでした。
今回私はトンボの36色、色鉛筆を購入しました。後々色々試しましたが、ファーバーカステルやサクラ、トンボ、あたりが発色が良かったです。100円12色のものとは雲泥の差があります。
少し良い鉛筆を使っても塗り方が下手ならあまり意味は無いですよね。
塗り方の初歩テクニック
今回私は画材店で買ったテキストを参考に塗り方の初歩テクニックを学びました。
- はみ出さずに塗る事
- 縁取らず塗ること
- 縦横重ね塗りする事
- 立体を意識して面を塗ること
- 影をつけること
- 光の当たる位置を意識すること
上記6点の事を塗り絵に取り入れてみました。
薄い色を重ねただけの塗り絵が「影」をつけることにより、驚くほど立体になり自分でもビックリしました。影をつけることに慣れてきたら今度は光の当たり方にも注意をします。
するとのっぺりしたイラストが陰影の強弱が出来き、一気に上達したように見えました。
今回私はたまたま本格的な画材屋に足を運び、運良く色鉛筆画のテキストを見つけました。そこでどんな事を始めるにも、その分野に特化した本やテキストが出ているなら一冊は読んでみる事の大切さを学びました。
新しい発見!
テキストに書いてある事を参考に塗っているとある事に気がつきます。あえて影をつけずに立体的に塗らなくても楽しいかもしれない。と思うようになり、画材も、色鉛筆で無くても良いかもしれない。と思うようになりました。
そう思ってからは水彩鉛筆や、顔彩、コピックペンなど色々試しました。
試してみた結果、自分の中で一番しっくりきたのがコピックという漫画などイラストを描くときに使うペンでした。今ではコピックを使い、塗り絵も枠にとらわれず、コラージュしたり、線を書き足したりして楽しんでいます。
最近では写真を撮ってアプリで加工し、印刷したものを塗り絵として塗り、リアルな写真になるべく近づけるように努力してみたり。塗り絵のいろんな楽しみ方をみつけました。
大人の塗り絵は奥が深いです。
もっと上達して写真のようなリアルな表現が出来ればもっと楽しくなるかもと思い今は練習中です。