英語学習を趣味にしよう!お金をかけずに英語力を伸ばす勉強法
学生時代、かなり長い間、英語の勉強にハマっていたことがありました。
勉強というより、もはや英語の習得そのものが趣味でした。単語を覚えたり、英文を読んだり、海外ドラマの表現を確認したりするのが普通に楽しかったんです。今思うと、なかなか地味な青春です。英単語帳を友達みたいに持ち歩いていました。
その後、英検1級まで取得しましたが、特別に高額な英会話スクールへ通ったわけではありません。海外留学をしたわけでもありません。
もちろん、英会話スクールや留学には大きなメリットがあります。お金と時間をかけられるなら、それはそれでかなり有効です。
ただ、「英語を勉強したいけど、お金がない」「できるだけ費用をかけずに英語力を伸ばしたい」という人も多いと思います。
英語学習は、お金をかけようと思えばいくらでもかけられます。教材、オンライン英会話、スクール、留学、アプリの有料プランなど、選択肢はたくさんあります。英語より先に財布がペラペラになる可能性すらあります。
でも、工夫すればお金をあまりかけずに英語を勉強することもできます。
ここでは、私が実際に行っていた方法も含めて、お金をかけずに英語力をつける勉強法を紹介します。
ドラマや映画を使って英語に触れる

お金をかけずに英語を勉強する方法として、まずおすすめしやすいのが海外ドラマや映画を使う方法です。
英語学習の定番ではありますが、やはり効果的です。何より、勉強している感が少なく、楽しみながら続けやすいのが魅力です。
ただし、ただ英語音声で流しているだけでは、思ったほど力がつかないこともあります。
「英語を聞き流せば自然に話せるようになる」と思いたくなりますが、現実はそこまで甘くありません。聞き流すだけで英語がペラペラになるなら、私は今ごろ国際会議で軽快にジョークを飛ばしています。残念ながら、そう簡単にはいきません。
初心者や中級者の場合、英語音声を聞いても「なんとなく分かった気がする」で終わってしまうことがあります。でも、その「なんとなく」はかなり危険です。実際には細かい表現や文法、単語の意味を聞き取れていないことも多いからです。
そこでおすすめなのが、字幕をうまく使うことです。
英語字幕を見ながら内容を確認したり、分からない表現を一時停止して調べたりすると、ただ見るだけよりもかなり勉強になります。最初は日本語字幕で内容を理解してから、次に英語字幕で見るという方法でも大丈夫です。
大事なのは、楽しみながらも「どんな英語が使われているのか」を意識することです。
たとえば、日常会話のドラマなら、実際に使いやすいフレーズがたくさん出てきます。挨拶、相づち、感情表現、ちょっとした言い回しなど、教科書だけではなかなか身につきにくい表現に触れられます。
気に入ったセリフがあれば、メモしておくのもおすすめです。何度も見ているうちに、自然と表現が頭に残ります。
英語字幕を使うと理解が深まりやすい

海外ドラマや映画で英語を勉強するなら、英語字幕を活用するとかなり便利です。
英語音声だけだと聞き取れなかった部分も、字幕があれば確認できます。聞こえた音と文字を照らし合わせることで、「あ、こう言っていたのか」と気づけることがあります。
特に英語は、単語と単語がつながって聞こえたり、弱く発音される音があったりします。学校で習った単語の発音と、実際の会話で聞こえる音が違って感じることもあります。
最初は「え、今そんなこと言ってた?」となることも多いです。英語、たまに単語同士が手をつないで走り去っていきます。
でも、英語字幕で確認しながら何度も聞くことで、少しずつ耳が慣れていきます。
おすすめは、短い場面を繰り返し見ることです。
1本の映画を最初から最後まで勉強しようとすると、かなり大変です。途中で普通に疲れます。英語の勉強をしていたはずが、気づけば日本語字幕で物語を楽しんで終わることもあります。
それよりも、好きなシーンを数分だけ選んで、英語字幕を見ながら繰り返す方が続けやすいです。
1回目は内容を理解する。
2回目は英語字幕を見ながら表現を確認する。
3回目は音声に集中して聞く。
余裕があれば、セリフを真似して声に出してみる。
この流れにすると、リスニングだけでなく、発音や表現の練習にもなります。
インターネットで英語チャットをする

英語力を伸ばすには、読むだけ・聞くだけでなく、自分で英語を使うことも大切です。
そこでおすすめなのが、インターネットを使った英語チャットです。
今はSNSやチャットアプリ、オンラインコミュニティなどを通じて、海外の人とやり取りしやすい時代です。英語でメッセージを送る機会を作れば、かなり実践的な勉強になります。
英会話というと、いきなり音声で話すことを想像しがちですが、初心者にはハードルが高いこともあります。言いたいことが出てこない、相手の話が聞き取れない、沈黙が怖い。もう英語より沈黙の方が強敵です。
その点、チャットなら少し考える時間があります。
言いたいことを英文にして、分からない単語を調べて、文法を確認してから送ることができます。相手のメッセージも、落ち着いて読めます。
この「自分で英文を作る」という作業がかなり大事です。
単語や文法を覚えていても、実際に自分の言いたいことを英語にしようとすると、なかなか出てこないものです。「私は昨日カレーを食べました」くらいなら言えても、「思ったより辛くて途中から水を飲む手が止まらなかった」みたいになると急に難しくなります。
チャットを続けていると、自分がよく使う表現や、言えない表現が見えてきます。そこを調べて覚えることで、実際に使える英語が増えていきます。
英語で日記を書くのもおすすめ

相手がいなくてもできる英語学習として、英語日記もおすすめです。
毎日長い文章を書く必要はありません。最初は1日3行でも十分です。
たとえば、
今日は仕事で疲れた。
夕飯にパスタを食べた。
明日は早く起きたい。
このくらいの内容でも、英語にしようとすると意外と勉強になります。
英語日記の良いところは、自分の生活に関係する表現を覚えられることです。
教材に出てくる例文も大切ですが、自分が実際に言いたいことを英語にする方が記憶に残りやすいです。自分のことなので、内容にリアリティがあります。
最初は文法が間違っていても大丈夫です。完璧な英文を書こうとすると、手が止まります。英語日記で大事なのは、まず書く習慣をつけることです。
慣れてきたら、書いた文章を翻訳ツールや文法チェックツールで確認してみるのも良いでしょう。自分の間違いに気づけるので、少しずつ表現が自然になっていきます。
発音はできるだけ良い音をまねる

英語を勉強するなら、発音にも少しずつ意識を向けたいところです。
もちろん、最初からネイティブのような発音を目指す必要はありません。発音が完璧でなくても、英語は通じます。
ただ、あまりにも日本語の音だけで英語を覚えてしまうと、リスニングで苦労することがあります。自分が思っている音と、実際に聞こえる英語の音が違うからです。
そのため、発音をまねるなら、できるだけ自然な英語をたくさん聞くのがおすすめです。
海外ドラマ、映画、ニュース、ポッドキャスト、英語学習用の音声など、手本になる音声はたくさんあります。今は無料で使える音声素材も多いので、お金をかけなくても英語の音に触れられます。
英語の発音は、口の形や舌の動きも関係します。聞くだけでなく、実際に声に出してまねることで少しずつ身についていきます。
最初は恥ずかしいです。部屋でひとり英語をぶつぶつ言うのは、なかなかの怪しさです。でも大丈夫です。英語学習者はだいたい一度は通る道です。
音楽は楽しみながら補助的に使う

英語の音楽を聴くことも、英語に触れるきっかけとしては良い方法です。
好きな洋楽を聴いたり、歌詞を見ながら意味を調べたりすると、楽しく英語に触れられます。好きな曲なら何度も聴くので、単語や表現が自然と頭に残ることもあります。
ただし、音楽だけで英語力を大きく伸ばすのは少し難しいです。
歌詞はリズムやメロディーに合わせるため、日常会話とは少し違う表現になっていることがあります。文法が省略されていたり、詩的な言い回しが使われていたりすることも多いです。
そのため、英語の音楽はメイン教材というより、楽しみながら英語に触れる補助として使うのがおすすめです。
「勉強しなきゃ」と思うと続かない日でも、好きな曲なら聴けることがあります。そういう意味では、英語学習のモチベーションを保つのに役立ちます。
歌詞を見て意味を調べたり、気に入ったフレーズを覚えたりするだけでも、英語との距離は少し近くなります。
無料の英語学習サイトやアプリを活用する

今は、お金をかけなくても英語学習に使えるサイトやアプリがたくさんあります。
単語学習、リスニング、文法、発音、英会話フレーズなど、無料で学べるものも多いです。
昔に比べると、英語学習の環境はかなり恵まれています。スマホひとつで英語の音声も聞けますし、分からない単語もすぐに調べられます。英語辞書を持ち歩かなくてもいい時代です。ありがたい。昔の学生が見たら未来です。
ただし、便利なアプリが多いからこそ、あれもこれも手を出しすぎないことも大切です。
英語アプリを10個入れても、使わなければ意味がありません。スマホの中だけ国際派になっても、英語力は伸びません。
最初は、単語用、リスニング用、文法確認用など、目的を絞って使うのがおすすめです。
毎日10分でも続ける方が、たまに気合いを入れて2時間やるより効果が出やすいです。
英語学習は毎日少しずつ続けることが大事

お金をかけずに英語力をつけるうえで、一番大事なのは継続です。
高い教材を買っても、スクールに通っても、続かなければ英語力は伸びません。逆に、お金をあまりかけなくても、毎日少しずつ英語に触れていれば、少しずつ力はついていきます。
英語学習は、短期間で一気に結果が出るものではありません。
単語を覚えて、忘れて、また覚える。聞き取れなくて、字幕を見て、また聞く。英文を書いて、間違えて、直す。この繰り返しです。
かなり地味です。英語学習、思った以上に派手さがありません。でも、その地味な積み重ねが一番強いです。
1日10分でもいいので、英語に触れる時間を作ることが大切です。
海外ドラマを1シーン見る。
英語日記を3行書く。
単語を10個覚える。
英語のチャットを1通送る。
好きな英語の動画を字幕付きで見る。
このくらいなら、忙しい人でも続けやすいと思います。
まとめ
英語力をつけるために、必ずしも高いお金をかける必要はありません。
英会話スクールや留学は効果的な方法ですが、それだけが英語学習の道ではありません。海外ドラマや映画、英語字幕、チャット、英語日記、無料アプリなど、身近なものを使って英語を学ぶことはできます。
大切なのは、楽しみながら続けられる方法を見つけることです。
英語を勉強しようと意気込みすぎると、途中で疲れてしまいます。最初から完璧を目指す必要はありません。聞き取れない日があっても、文法を間違えても、単語を忘れても大丈夫です。
英語は一気に身につくものではなく、少しずつ慣れていくものです。
まずは、好きな海外ドラマを英語字幕で見てみる。短い英語日記を書いてみる。英語のフレーズをひとつ覚えてみる。そんな小さなところから始めてみてください。
お金をかけなくても、英語に触れる時間を増やせば、英語力は少しずつ伸びていきます。英語学習を勉強というより趣味として楽しめるようになると、続けるのもかなり楽になります。
