バードウォッチング初心者のための!身近で見られる美しい野鳥たち紹介

バードウォッチング

老若男女楽しめる趣味として人気のバードウォッチング。

「バードウォッチングに少々興味はあるけれど、鳥の知識はまったくないし…」という方のために、ここでは私たちの身近な場所で見られる(個人的に)美しいと思う野鳥5選を紹介します。

いずれもバードウォッチャーの人気の的で、まるで空飛ぶ宝石のような野鳥たちです。

ちなみに今回は、美しい野鳥たちの中でも特に身の回りにいる種を抜粋して選んでみました。

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カワセミ


清流の宝石」と呼ばれ、水色の背中とオレンジ色の腹部が特徴的な小鳥。その美しさゆえ古今東西で人気が高く、多くの自治体で指定の鳥となっています。

清流の良好な環境指標ともされますが、近年はそれほど珍しい存在ではありません。

平地から山地の河川、湖沼のほか、都市部でも公園の池などで姿を見ることができます。初見の人はその美しさに感動すること間違いなしです。

運がよければ、ホバリングから水面に急降下して小魚を捕らえる瞬間が見られます。

オシドリ

華やかな羽に飾り立てられたオスが目を引くカモの一種です。

山地の渓流や湖に生息しますが、冬になると平地に下りてきて、やはり公園の池などで見ることができます。

オシドリといえば仲のよい夫婦の例え「おしどり夫婦」の語源として有名ですが、実際のオシドリの夫婦仲はあまりよくありません。

夫婦でいるのは産卵までの期間限定で、一年ごとにパートナーは変わっています。

カモ類の中でも別格の美しさで、まるで作りもののような形状をしています。

キビタキ

黄色いヒタキなのでキビタキ。

名前の通りオスの黄色と黒のコントラストが鮮やかな小鳥で、日本には4月頃やってきます。

主に山地の広葉樹林帯に生息しますが、渡りの時期は市街地の公園などでも見られ、観察するチャンスです。

キビタキはさえずりも美しく、「ピリリ、ピーピョロ」と変化に富み聞いていて飽きません。新緑に映える黄色い体も相まって、バードウォッチャーの憧れの鳥のひとつです。

ちなみに英名ではナルシストの語源である「Narcissus(ナルキッソス)」が含まれます。

オオルリ

頭部と背中のコバルトブルーと、白い腹部のコントラストが美しい小鳥です。夏鳥で、日本では4月頃から見られます。

キビタキと同様で、姿だけでなくさえずりも美しく、まるで天に二物を与えられたかのよう。ウグイス・コマドリとともに「日本三鳴鳥」に数えられており、複雑ながらも澄んだ鳴き声をしています。

オオルリは基本的に山地の渓流沿いで見られる鳥ですが、渡りの時期には市街地の公園などでも見かけます。

個体数も比較的多い上に目立つところでさえずるので、鳴き声さえ識別できるようになれば発見しやすい鳥だと思います。

キジ

ご存じ、日本の国鳥キジ。

ニワトリほどの大きさで、長い尾を含めるとかなり大型の鳥です。オスの赤い顔と、緑色光沢のある胸と腹が目立ち、派手な色彩をしています。

さすがに都心では姿を見る機会は少ないですが、田んぼや明るい草原がある場所では普通に見られます。

とくに4月から5月は繁殖期のためオスが「ケーン、ケーン」と大声で鳴くため見つけやすいです。長距離を飛ぶことはあまりないですが、その分逃げ足は速いので要注意。

最後に・・・

以上、私が選ぶ身近な美しい野鳥5選でした。

バードウォッチングと聞けば、長時間歩いて山を登って・・・って考えられる方もいるかもしれませんが、近所の公園でも十分楽しめます!

双眼鏡を持って近所の公園に行けば、そこは野鳥の宝庫であり、多くの感動が待っています。

ぜひ!バードウォッチングの世界に足を踏み込んでみませんか?

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